聖湖畔には村営のレークサイド館があり休憩できるが営業開始の10時まではまだ2時間あり、氷点下でもあり先を急ぎました。
レークサイド館から約200m行くと、左に上る道がありこれが旧道と思い国道から入り込みました。峠らしきところに「北國西街道改鑿記念碑」があります。ここは約980mの標高で善光寺の参道までは標高差にして600m下ることになります。
 こっちが旧道? |
 北國西街道改鑿記念碑 |
猿ヶ馬場峠を越えると、善光寺道に関する案内板が多くなり街道ウォーカーには有りがたい。千曲市の方が熱心なのが感じられる。
 国道と並行している |
 善光寺道は国道から外れる |
善光寺道は並行する林道に寸断され、枝打ちされた枝が覆っていたため完全にトレースはできなかった。ところでころ道祖神が残っていたので、善光寺道だろうろと思われたが正確には決定できなかった。
 念仏石 |
 馬塚 |
猿ヶ馬場峠から0.9kmで念仏石、さらに0.2kmで馬塚、猿飛池を経て火打石茶屋跡に至ります。案内板には猿ヶ馬場峠から1.3kmとあります。
 猿飛池 |
 火打石茶屋跡 |
 松葉茶屋跡 |
火打石茶屋跡から0.3kmで松葉茶屋跡、さらに0.3kmで一里塚と、名所がつぎつぎと現れます。 |
 火打石一里塚 |
猿ヶ馬場峠から約1.6kmで善光寺道で唯一現存する一里塚に至ります。洗馬から14番目、すなわち55km歩いてきたことを教えてくれます。残っているのは東側(善光寺に向かって右手)、説明板には直径6m、高さ3m(谷側からの高さ)とあり写真の通り、植林した杉が突き抜けている状態です。昭和38年(1963)林道開設時に西側は破壊されたとあるとおり、どこでも一里塚は邪魔者にされていました。よく片側だけでも残ったと思うべきでしょう。
拡大地図
善光寺西街道